子どもをマネーリテラシーの高い大人にするためには!?

お金の教育

こんにちは、かこママです。

ベネッセ教育情報サイトに「小学生こそ「お金教育」を始めるタイミング。子どもをマネーリテラシーの高い大人にするために必要なこと【税理士・大河内薫さんのお金教育】」という記事が掲載されています。

かこママ
かこママ

子どもへの「お金の教育」をスタートさせたばかりの母親としては気になる内容だな!?


ということで読んでみました。
子どもへのお金の教育を頑張ろうとしているお母さんには興味がある内容だと思い、今回紹介させていただきます。

小学生こそ「お金教育」を始めるタイミング。子どもをマネーリテラシーの高い大人にするために必要なこと【税理士・大河内薫さんのお金教育】|ベネッセ教育情報サイト
【ベネッセ|育児・子育て】“お金のことはあまり話題にしない”のが日本文化…。でもこれからの時代を生き抜くために「マネーリテラシー」は必須とされます。そしてその知識を身につけるのは早ければ早いほど良い、そしてもっとお金の話をすべき!と言うのは税理士の大河内薫さん。

お金の使い方についてどう教えるのか

日常生活でお金の使い方について考えていますか?
お金の使い方には次の5つがあります。

「消費」・「浪費」・「寄付」・「貯金」・「投資」

子どもへお金の教育をする際には、まずこの5つの使い方があることを教えてければいけません。そして、子ども自身がお金を使う際に、どの使い方に当たるのか考えさせてからお金を使うようにすることがお金の教育の第一歩です。

お金は無限にあるわけではないので、お金を有効に使うためには消費浪費寄付貯金投資のバランスを意識することが重要です。自分の周りの大人でお金の使い方のバランスが悪いなって感じる人いませんか?やはり、バランス感覚を養うには、子どもの頃からお金を身近なものにし、お金を使う経験をたくさんさせなければいけないということです。

投資とは何だろう

「投資って何?」と子どもに聞かれて答えられる大人が日本にどれくらいいるでしょうか?
投資については大人でも理解していない人がいるのが日本の現状です。投機のことを投資だと勘違いして、投資は怖いものだと勘違いしている人が多いのではないでしょうか。

「投資」とは一般的に、中長期的な視野に立って、リスクを抑えながら資産の成長を目指すことを意味します。一方、「投機」とは、一般的に大きな利益を得ることを目的として、機会(タイミング)を計りながら、金融資産の短期的な売買を行うことを示す言葉です。投機では大きなリターンが狙えることもありますが、これに伴いリスクも大きくなります。大きく利益が上がることもあれば、大きく損をする可能性もあるといえるでしょう。

出典:くらしとお金のワークブック~FPと考える生活設計~p44(日本FP協会)

記事の中で投資について子どもに教える時の方法が記載されていました。投資について子ども(小学生)に教えてるのは難しいと思うので、とても参考になると思います。

「ハサミを買う」と言う行為は投資である。
紙を切る時に手で切るのは不便だなと感じたとします。そこで、簡単に紙を切る方法はないかと考え、「ハサミ」を買うことにしました。これが投資ということです。ハサミがあれば便利時間の節約になるからです。
つまり、「将来に利益をもたらすものをお金を使って買ったりすることを投資という」

このように説明すると、子どもでもなんとなく投資というものがどのようなものかわかるのではないでしょうか。また、学校で勉強するための文房具も投資であることがわかると、投資が身近な存在だと感じるので小学生に説明するにはとても良いなと感じました。

また、我が家では投資の話を子どもたちにする時は、「勉強や習い事(スポーツ)などの自己投資も大切である」ということも教えたいと思います。

寄付とは何だろう

寄付とは、ある団体の活動に賛同して、金銭その他の財産を無償で慈善団体やNPO法人といった団体等を支援することをいいます。

日本にはあまり寄付文化が根付いていないと言われますよね。私自身も積極的に寄付をしているのかと聞かれると正直していません。内閣府が発表した「市民の社会貢献に関する実態調査(令和2年)」によると、2018年の1年間に「寄付をしたことがある」と回答したのは全体の41.3%、寄付したことがある人の寄付金額の平均値(年間)は3万9,569円でした。また、日本ファンドレイジング協会「寄付白書2017」によると、日本の個人寄付総額は7,756億円ですが、アメリカは30兆6,664億円 と日本の約40倍の規模です。このことからも日本の寄付に対する意識はまだ低いのかなと思います。

ただ、最近では「クラウドファンディング」という新たな方法や、都道府県や市町村への寄付を行う「ふるさと納税」の登場によって、日本でも寄付が身近になっているような気がします。

寄付に関しては、私自身も勉強中なので、親子で話し合う機会を設けるところからスタートしたいと思います。

子どものお年玉はどうするべきか

子どもの「お年玉」については皆さんどうしていますか?
我が家は、小学生になるまでは教育資金として親が貯金しておき、小学生になってからは自分たちの裁量で使い道を決めさせようと考えております。

記事中では、「預かっておくね」と言って取り上げたままでは良くないと記述されていました。お年玉をもらった時はお金の話をするチャンスだからだそうです。お金をどのように使うのかを話合ったり、親が預かる場合には教育資金にするとちゃんと伝えることが大切だということです。

かこママ
かこママ

確かにお年玉の使い道についてしっかり話すべきだな。

と感じました。それと同時に、これまでお年玉については「預かっておくね」で済ませてしまっていたことについて反省しました。まだ理解できなくても「これは教育資金として貯金しておくね」と伝えるべきでした。このような小さいことの積み重ねがマネーリテラシー向上につながっていくということですよね。

家族でお金の話をしよう

マネーリテラシーの高い大人にするためには、やはり普段からお金について話すことが大事です。これまで日本ではお金について話すことは避けられてきたので、マネーリテラシーが低いと感じる人が多いのでしょう。将来、「お金」にふりまわされない人生をおくるために、お金は大切なものであること、外で話してはいけないいやしいものではないことをしっかり意識して、親子で向き合うことが大事だということです。

身近なお金の話としては、「値段」について親子で話すことをおすすめしていました。自分が欲しいおもちゃの値段がいくらで、そのお金があればどのようなものが購入できるのかなどを親子で話をすることでモノの価値などを知ることができるので良いのではないでしょうか。
また、記事では一緒にメルカリをやって、いらなくなったおもちゃなどを売ってみる経験をするということもおすすめしていました。これもとても勉強になるのではないかと思います。

まとめ

お金の教育は、お金の話を家族ですることが一番大切です。親がお金の話をしなければ子どもがお金について勉強する機会はないからです。また、親自身もマネーリテラシー向上のために勉強することを忘れないことが大切ですよね。

皆さんも、お子さんをマネーリテラシーの高い大人にするためにお金の教育をスタートしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました