「子どもへのお金の教え方がわからない方へ」という記事を読みました。

お金の教育

こんにちは、かこママです。

先日、日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会のHPに掲載されていた「子どもへのお金の教え方がわからない方へ」というFPコラムが気になり読みました。詳しく知りたい方はコラムを読んでみてください。

FPコラムは、日本FP協会が認定するファイナンシャル・プランナーの上級資格をもったCFP®認定者が、くらしとお金に関する社会保障制度や税制の解説から、生活の中で見つけたちょっとしたアイデアなど、ファイナンシャル・プランニングを考える際のきっかけ作りとなるような情報をファイナンシャル・プランナーの幅広い視野で取り上げているコラムです。

この記事では、「子どもへのお金の教え方がわからない方へ」というコラムを読んだ感想とコラムから学んだ子どもへのお金の教育方法について紹介したいと思います。

金融リテラシー・マップを用いたお金の教育

記事の冒頭で、子どもにお金のことを教える方法がわからないと悩まれる保護者の方は少なくありませんと記載されていました。

かこママ
かこママ

いや~。

そうなんですよね。

と思わず言ってしまいました(笑)

生きていくうえでお金は必要ですし、子どもにお金の教育をしたいという気持ちは親としてもちろんあります。ただ、子どもへのお金の教え方となると難しいです・・・。

今回読んだコラムの中で、子どもへのお金の教育の参考にすべきものとして、「金融リテラシー・マップ」をおすすめしていました

かこママ
かこママ

初めて、「金融リテラシー・マップ」という存在を知りました!

金融リテラシー・マップとは、金融庁が有識者、関係省庁、関係団体(日本FP協会を含む)がメンバーとなって創設した金融経済教育研究会で「最低限身に付けるべき金融リテラシー」として定義されたものを体系化した一覧で、小学生から高齢者までが具体的に何を学べば良いのかが書いてあります。

このようなマップが作成されているということは、小学生からお金の教育が必須ということですよね。現時点では、義務教育でお金の教育はありません。つまり、マップに記載されている最低限身に付けるべき金融リテラシーについては家庭でしっかり身に付けさせなければいけないということですよね。

コラムでは、「金融リテラシー・マップを片手に、親子でお金のことを学んでいけば、お子さんもご自身もお金との付き合い方が身に付くでしょう」と記載されていました。私自身も子どもへのお金の教育をする前にこの金融リテラシー・マップをしっかり読み込んで年齢別にどのような内容を教えたらよいのか把握した上でお金の教育をしたいと思いました。

金融広報中央委員会「金融リテラシー・マップ」

最低限身に付けるべき金融リテラシーとは

「最低限身に付けるべき金融リテラシー」の内容は、「家計管理」「生活設計」「金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択」「外部の知見の適切な活用」の4分野です。

小学生が最低限身に付けるべき金融リテラシーをまとめてみました。

分野    小学生(社会の中で生きていく力の素地を形成する時期)
家計管理必要なもの(ニーズ)と欲しいもの(ウォンツ)を区別し、計画を立てて買い物ができる
生活設計働くことを通してお金を得ることおよび将来を考え金銭を計画的に使うことの大切さを理解し、貯蓄する態度を身に付ける
金融知識及び
金融経済事情の理解と
適切な金融商品の利用選択
・小学生が巻き込まれる金銭トラブルの実態について知り、消費生活に関する情報を活用して比較・選択する力を身に付ける
・暮らしを通じてお金の様々な働きを理解する
・事故や疾病等が生活に大きな影響を与えることを理解し、自らも安全に行動する
・不測の事態に備える方法として貯蓄以外に保険があることを理解する
・子ども同士でお金の貸し借りはしないようにする
・金利計算(単利)などを通じて、主な預貯金商品とその利息の違いについて理解する
外部の知見の適切な活用困ったときにはすぐに身近な人に相談する態度を身に付ける
金融リテラシー・マップP3,4

小学生のうちに最低限身に付ける金融リテラシーを見ると、やはり家庭での「おこづかい」が重要だと感じました。これまで、子どものおこづかいについて本を読んで勉強していました(詳細は関連記事を確認してください)が、どの本にも必要なもの(ニーズ)と欲しいもの(ウォンツ)を区別し、計画を立てて買い物ができるようにするためにおこづかいを活用することをおすすめしていました。おこづかいは子どもへのお金の教育に必須だと改めて感じました。

また、金融リテラシーを身に付けるにはお金について家族で定期的に話をする機会をもうけることが重要だと感じました。小学生の頃から家族でお金の話をしていると、子どもが金銭トラブルにあったときでも親に相談しやすいのではないかと思います。お金の話をすることが当たり前という家庭環境にすることが親子で金融リテラシーを高める良い方法だと思います。

まとめ

私自身、子どもへのお金の教育方法について模索中です。そのため、今回コラムで金融リテラシー・マップという存在を知ることができたのはとても有益でした。子どもの年齢別で教えるべき内容が記載されているのでとても参考になります。
また、マップには一般社会人が最低限身に付けるべき金融リテラシーも記載されています。自分がきちんと金融リテラシーを身に付けているのかチェックすることができますし、今後自分自身がどのようなことを勉強したらよいのかを知ることができたのでとても勉強になりました。

実際、お金の教育について悩んでいるお母さん方も多いと思います。金融リテラシー・マップをお子さんのお金の教育のヒントにしてみてください。

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