こんにちは、かこママです。
突然ですが、お子さんに「お金の教育」してますか?
以前、
「義務教育ではお金について教えないので、お金の教育は家庭での教育がすべて」
という話を聞いて、子育て中の私は親として責任感が芽生えました。
この記事では、私が子供にそろそろ「お金の教育」を始めようと思ったきっかけと、かこママのお金教育の歴史を紹介したいと思います。
何歳から子供に「お金の教育」をするべきか
我が家の子供たち、最近お金に興味を持ち始めているなと感じています。
お金でモノを買うことができることは理解しているので、たま~に「お金ほしいな…」と言ってきたりします。
先日、子供たちとお買い物に行き、お会計の際にねこ姉がこんなことを話しかけてきました。

ねえ、ママ。
お金は私が払うから、ちょうだい。

そう。
じゃあ、1,000円を渡してくれる。

うん。わかった。
ということで、ねこ姉にお金の支払いを任せることにしました。

これ、どうぞ。

ありがとう。
これ、おつりだからお母さんに渡してね。

・・・。

ねこ姉。なぜ黙ってるんだ。
あっ、そうだったのか。
おつりをもらう作戦だったのか!?
ということで、おつりの110円をねこ姉に渡すことにしました。
この出来事をきっかけに子供にそろそろ「お金の教育」をはじめようと決心しました(笑)。
子供への「お金の教育」は、子供がお金に興味を持ち始めたと親が感じたらスタートするのがベストだと思います。
子供のおこづかいについて
我が家では、まだおこづかい制度を導入していません。
自分たちで買い物に行く年齢でもないですし、まだ早いかなと考えています。
一応、小学生になってからおこづかい制度を導入予定です。
ただ、おこづかい制度を導入する前から「お金の教育」を始めることで、おこづかいを有効に使えるようになるのではと考えています。

失敗から学ぶことの方が多いと思うので、実際おこづかいを使うときには口出ししないようにと決めています。
←出来るかな!?
ちなみに、小学生のおこづかい事情について調べてみました。
・おこづかいは、小学生の約7割がもらっています。
金融広報中央委員会(知るぽると)「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」
・小学生のおこづかいの平均値は月1000円前後です。
・おこづかいのもらい方としては、低学年の時は「ときどき」もらうが多く、学年があがるにつれて「月1回」が増えています。
・おこづかいの使い道は「おかしやジュースの購入」が最も多く、「ゲームソフトやおもちゃ類」「まんが」の購入、「ゲームをする」などが続いています。
・おこづかい帳をつけているのは、2割程度です。
やはり、小学生になったら、おこづかい制度を導入する家庭が多いようです。
低学年時はときどきもらうという回答が多いので、おこづかいのルールがはっきりしていない家庭も多いようですが、高学年にあがるにつれて月1回などのルールができてくるようです。また、おこづかい帳をつけている子供は2割程度ということなので、おこづかいを子供自身がきちんと管理するという家庭は少ないようです。
自分が子供の頃って「お金の教育」受けました?
実際に、「お金の教育」をはじめようと考えたとき、自分が子供の頃ってどうだったのかなと振り返ってみました。
私は、父親がサラリーマン、母親が専業主婦という家庭で育ちましたが、両親にお金の教育を受けた記憶はありません。
日本ではお金の話をするのは良くないという風潮がありますよね。私の両親もそのように考えていたのかお金について話をしているのを聞いたことがありません。
ちなみに、同じような家庭環境で育った旦那さんにも確認してみました。

子供のころ、両親から「お金の教育」とか受けた?

いや。そんなの受けてないよ。
だから、今困ってるよ(笑)
という返答でした。
やはりこのような家庭が多いのかなと思います(特にサラリーマン家庭は多いような・・・)。
かこママのお金教育の歴史
かこママは小さい頃から「お金」に興味がありました。お年玉とかを貯めておくタイプです。
ただ、お金の管理といえば「貯金」ぐらいしか知らないレベルで、社会人になりました。
ちなみに「預金」と「貯金」は預ける金融機関によって呼び方が変わります。
預貯金の取り扱い金融機関
知るポルト「金融広報中央委員会」HPより
預金・・・銀行、信用金庫・信用組合、労働金庫
貯金・・・ゆうちょ銀行、農業協同組合(JA)、漁業協同組合(JF)
社会人になり、一人暮らしを始めたのですが、もともと堅実なタイプなので散財することはありませんでした。ただ、就職先に「企業型確定拠出型年金」制度というものがあり、社会人になった途端に突然お金の知識が必要な場面に遭遇してしまいました。
(当時は、iDeCoという言葉もなく、確定拠出型年金の知名度も高くなかったと思います。)

「企業型確定拠出年金制度」って何者?
「投資信託」って何?
定期預金を選ぶだけで良いの?
周りに私の疑問に答えてくれるような人がいませんでしたので、正直困りました。
こうなったら、「勉強しよう!」と意気込み、
ファイナンシャルプランナーと簿記の勉強をすることにしました(←無事合格しました)。
ちなみに、私の資格取得の歴史
資格 | |
2年目 秋 | 日商簿記検定3級 |
2年目 冬 | 日商簿記検定2級 |
3年目 春 | ファイナンシャルプランニング技能検定3級 |
3年目 夏 | 宅地建物取引士資格試験 |
3年目 冬 | ファイナンシャルプランニング技能検定2級 |
独学で勉強したので、全ての知識を身につけられているかは自信がありませんが・・・。
ただ、お金の知識がほぼゼロの社会人なりたての頃よりかはレベルアップしたかなと思います。
このような経験もあり、子供には社会人になるまでに「お金の教育」をしっかりしておきたいなと考えています(そのほうが色々と苦労しなくて良いはずですよね)。
まとめ
教育現場でも、2022年度から高校の家庭科の授業で資産形成について指導することが決まりました。いよいよ、日本でも「お金の教育」が教育現場でもスタートします。
ただ、「義務教育ではお金について教えないので、お金の教育は家庭での教育がすべて」というのがまだまだ日本の実情だと思います。
また、国がキャッシュレス化を推進しており、子供たちが成長する過程でお金自体(硬貨や紙幣)を使用する機会も少なくなってきています。その結果、子供たちがお金の価値を学ぶ機会も減っていくことが懸念されています。そのため、家庭での「お金の教育」の重要性は高まっていると感じます。
皆さんも我が家と一緒にお子さんへの「お金の教育」はじめてみませんか!
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