こんにちは、かこママです。
ジュニアNISAを活用して教育費を準備するのはおすすめです。
日本では、預貯金や学資保険で教育費を準備する方が多いと思います。しかし、預貯金は低金利の状態が続いているため資産が増えることはありません。また、学資保険は途中解約をすると元本割れのリスクがあります。どちらの方法も教育費を増やすにはあまり適していない方法です。
一方、ジュニアNISAは非課税で運用できるので、本来約20%の税金がかかるところ、税金が一切かかりません。その分を教育費に回すことができるので利用しない手はありませんよね。
ジュニアNISAをはじめたいけど、どの商品を選べばよいかわからないというお母さんも多いと思います。
この記事では、SBI証券と楽天証券の積立ランキング(設定件数)からおすすめ積立投信を紹介したいと思います。
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAとは、2016年度から始まった未成年者(0~19歳)を対象とした少額投資非課税制度です。※2022年4月から成人年齢が18歳になるので、それ以降は17歳までが対象。
ジュニアNISAの非課税期間は5年間、年間80万円まで購入可能。また、株式投資信託、国内・海外上場株式、国内・海外ETFなど幅広い金融商品から投資対象商品を選ぶことができます。また、口座の運用・管理は、原則として親権者や祖父母(二親等以内の親族)が代理で行います。
ジュニアNISAについての詳細はこちらの記事を参考にしてください。
ジュニアNISAのメリットとは
ジュニアNISAのメリットは、
ジュニアNISA口座を開設したいと思ったお母さんにおすすめの証券会社を紹介したいと思います。
おすすめの証券会社
ジュニアNISA口座は、開設する金融機関によって取扱商品が異なります。取扱商品が幅広く、使い勝手のよいネット証券がおすすめです。
おすすめの証券会社は、ネット証券大手のSBI証券と楽天証券です。
ネット証券は手数料が安く、ネットでの取引がしやすいなどメリットがあります。その中でも、SBI証券と楽天証券は取扱商品が多く、最低積立金額も100円から始めることができ、口座開設数も多いのでおすすめです。
金融機関に迷っている方はSBI証券、楽天証券を検討してみてください。
SBI証券のジュニアNISA口座開設方法についてはこちらの記事で解説しています。
楽天証券のジュニアNISA口座開設方法についてはこちらの記事で解説しています。
ジュニアNISAのおすすめ投資法
ジュニアNISAでは投資信託を購入するのがおすすめです。
おすすめの投資法としては、
- 投資信託を積立(積立投信)で購入
- インデックスファンドを購入
積立投信について
投資信託を購入する場合、投資のタイミングを考えるのはめんどくさいと思います。家事・育児に忙しいお母さんならなおさらです。そのため、タイミングを考えずに投資ができる積立投信は、投資初心者におすすめです。
ちなみに、積立投信はドルコスト平均法という投資方法になります。
インデックファンドについて
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドとは、あらかじめ定めた指数(インデックス)の動きに連動することを目指す運用スタイルのこと。
アクティブファンドとは、投資信託の信託財産を運用するに当たって、あらかじめ決められた指数を上回る運用成果をめざす運用スタイルのこと。ファンドマネジャーが積極的・戦略的に投資対象、組入れ比率、売買のタイミング等の投資判断を行い運用する。
出典:一般社団法人投資信託協会ホームページ用語集より
インデックスファンドは、ベンチマークに基づき運用を行うため、ファンドマネジャーによる銘柄の入れ替えの頻度が少なく、運用にかかわるコストが低いという特徴があります。
また、大半のアクティブファンドの運用成績は、インデックスファンドを下回るという結果が出ています。
そのため、投資初心者にはコストが低いインデックスファンドがおすすめです。
積立投信の人気ランキング
投資信託はたくさん種類があり、初めての投資信託を購入するお母さんはどの銘柄にすべきか迷ってしまうと思います。
投資する銘柄を選ぶヒントとして、ネット証券大手のSBI証券と楽天証券の積立投信ランキングを参考にするのはどうでしょうか。
SBI証券の積立ランキング(設定件数)
SBI証券のランキング(期間:2021/11/01~2021/11/30)
順位 | ファンド名 | 委託会社 | 純資産 (億円) | 信託報酬 |
1 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 4268 | 0.0938% |
2 | eMAXISSlim米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | 8844 | 0.0968% |
3 | eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ国際投信 | 3742 | 0.1144% |
4 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 466 | 0.0938% |
5 | iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 大和 | 1808 | 0.99% |
※5位のiFreeレバレッジ NASDAQ100はアクティブインデックス。
楽天証券の積立ランキング(設定件数)
楽天証券のランキング (期間:2021/11/01~2021/11/30)
順位 | ファンド名 | 委託会社 | 純資産 (億円) | 信託報酬 |
1 | eMAXISSlim米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | 8844 | 0.0968% |
2 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 4434 | 0.162% |
3 | eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ国際投信 | 3742 | 0.1144% |
4 | 楽天レバレッジNASDAQ-100 | 楽天投信投資顧問 | 162 | 0.77% |
5 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 1432 | 0.212% |
※4位の楽天レバレッジNASDAQ-100はアクティブインデックス。
積立投信の人気銘柄の傾向について
SBI証券と楽天証券のランキングを比較すると、人気銘柄に傾向があることがわかります。
共に一番人気の銘柄は、アメリカの主要指数であるS&P500に連動したインデックスファンドです。S&P500 は米国で最も代表的な株価指数。 500銘柄で構成され、アメリカ市場全体の動きを表す指数とみなされています。
SBI証券→1位 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 、2位 eMAXISSlim米国株式(S&P500)
楽天証券→1位 eMAXISSlim米国株式(S&P500)
この2本がS&P500に連動したインデックスファンドです。
また、米国株式の投資信託として、アメリカの大型株から小型株までを網羅している指数「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動したインデックスファンドもランクインしています。
SBI証券→4位 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
楽天証券→2位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
こちらは、 S&P500 (500銘)よりさらに多くの銘柄(約4,000銘柄)で構成されているので、幅広く投資したい方にはこちらにはおすすめです。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドの違いとしては、 SBIのほうが楽天よりも信託報酬が低く設定されています。そのため、低コストであることを重視する方はSBIがおすすめです。
一方、純資産総額はSBIより楽天のほうが大きくなっています。より多くの資金が集まっている(投資している人が多い)投資信託に投資したい方には楽天がおすすめです。
SBI証、楽天証券ともに3位は、eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) です。こちらは、日本を含む先進国ならびに新興国の株式に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動したインデックスファンドです。
米国のみの投資が不安な方は、全世界投資ができるeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) がおすすめです。
eMAXISSlim シリーズ
SBI証券、楽天証券ともにランクインしていたeMAXISSlim米国株式(S&P500)・eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) は、人気のeMAXISSlim シリーズです。
※eMAXISSlim シリーズは全13種類あります。
eMAXISSlim は業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンドです。手数料が低く、人気のシリーズなので、手数料を低く抑えたい方にはおすすめです。
米国のみに投資したい人はeMAXISSlim米国株式(S&P500) 、全世界に投資したい人は eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) を選択するのが良いのではないでしょうか。
eMAXISSlim シリーズについて詳しく知りたい方はこちらを確認してください。
まとめ
ジュニアNISAではインデックスファンド(投資信託)を積立で購入するのがおすすめです。インデックスファンドはコストが低く、積立投信はドルコスト平均法で運用することができるのでリスク分散することができます。
ジュニアNISA口座で投資信託を購入したいと考えても、投資信託の種類が多く銘柄選びに悩むお母さんは多いと思います。
投資する銘柄を選ぶヒントとして、ネット証券大手のSBI証券と楽天証券の積立投信ランキングを参考にしてみてはどうでしょうか。