こんにちは、かこママです。
ビットフライヤー(bitFlyer)でイーサリアムを日本円に換金する方法は簡単なので、誰でもすぐにできます。
ビットフライヤー(bitFlyer)でイーサリアムを売却する場所として、「販売所」、「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」の2種類があります。
「販売所」は手軽に売却できるというメリットがあるので、手軽さ重視の方にはおすすめです。
一方、「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」は「販売所」より手数料が安いというメリットがあります。そのため、手数料をできるだけ安くしたいという方におすすめです。
この記事では、ビットフライヤー(bitFlyer)でイーサリアムを売却~出金までの流れを画像を用いて解説します。また、売却・出金時の手数料、売却時の税金など注意すべき点についても詳しく説明したいと思います。
ビットコインを売却する場所の違い
ビットフライヤー(bitFlyer)でイーサリアムを売却する場所は2種類あります。
- 販売所
- ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)
それぞれ特徴があるので、違いを理解しておきましょう。
販売所 | bitFlyer Lightning | |
取引相手 | bitFlyer | ユーザー同士 |
価格 | bitFlyer の提示する価格 | ユーザー同士の需給 (指値注文も可能) |
「販売所」は、ユーザーとビットフライヤー(bitFlyer)間で取引を行います。そのため、手軽に売却できるというメリットがあります。
一方、「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」は、ユーザー間で取引を行います。そのため、「販売所」より手数料が安いというメリットがあります。
どちらで取引するべきか悩んだ場合は、
- 手軽さ重視→「販売所」
- 手数料を安く抑えたい→「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」
このように使い分けるのがおすすめです。
「販売所」でビットコインを売却する方法
「販売所」でビットコインを売却する方法を解説します。
メニューページの「販売所」を開く。

画面が切り替わったら、赤色の「売る」ボタンを押す。

イーサリアムの売り注文画面にて指定の金額または数量を入力し、「売り注文に進む」を押す。右側の「 ↑ ↓ 」のマークで日本円⇔イーサリアムに切り替えができます。

「売り注文を確定する」を押し、売却完了。
「販売所」で売却する場合、手数料は無料ですが、スプレッドが生じるので注意しましょう。
スプレッドとは、イーサリアムの「販売価格」と「売却価格」の差額のこと。
例えば、2022年9月2日の「販売所」の販売価格と売却価格を確認すると、
購入価格・・・1ETH=237,419円
売却価格・・・1ETH=221,361円
その差は、なんと16,058円。
この差がスプレッドです。実質、ビットフライヤー(bitFlyer)に支払う手数料のようなものです。
「販売所」で売却する場合には、スプレッドが生じることを理解しておきましょう。

「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」でイーサリアムを売却する方法
「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」でイーサリアムを売却する方法を解説します。
売却方法は次の2つの方法があります。
- イーサリアムを「現在の価格(成行注文)」で売却する方法
- イーサリアムを「自分の希望価格(指値注文)」で売却する方法
つまり、成行注文と指値注文ができるということです。
「現在の価格(成行注文)」で売却する方法
ビットフライヤー(bitFlyer)のメニューページから「bitFlyer Lightning」を開く。

画面が変わったら、「ETH/JPY」選択する。

「成行」を選択し、売却したいイーサリアムの数量を入力する。

予想価格と手数料が表示されるので確認後、「売り」ボタンを押す。

購入数量の最終確認を行い、「売り」ボタンを押す。

これで売却完了です。
「自分の希望価格(指値注文)」で売却する方法
ビットフライヤー(bitFlyer)のメニューページから「bitFlyer Lightning」を開く。

画面が変わったら、「ETH/JPY」選択する。

「指値」を選択し、売却したいイーサリアムの数量、希望価格を入力する。

予想価格と手数料が表示されるので確認後、「売り」ボタンを押す。

購入数量、希望価格の最終確認を行い、「売り」ボタンを押す。

これで売却完了です。
今回、希望価格=220,000円で0.01ETH売却すると仮定すると、
手数料は0.000015ETH=3.3円になります。
売却で得た日本円を出金する方法について
売却で得た日本円を、銀行口座へ出金する方法を解説します。
ビットフライヤー(bitFlyer)のメニューページから「入出金」を開く。

入出金メニューの「日本円」から「出金」を選択し、出金先の銀行口座を選択する。出金額を入力し、「出金する」を押すと入金完了。

自分の口座情報を登録して出金したい金額を申請をするだけなので、簡単です。
出金先の銀行により出金手数料が異なるので注意しましょう。また、出金額により手数料が異なります。
3万円未満 | 3万円以上 | |
三井住友銀行 | 220円(税込) | 440円(税込) |
三井住友銀行以外 | 550円(税込) | 770円(税込) |
出金手数料がかかるので、頻繁に出金するのはやめましょう。
売却益にかかる税金について
イーサリアムを日本円に換金するタイミングで税金がかかります。「イーサリアムで利益が出た場合」のみが課税対象。
「イーサリアムの売却価格-イーサリアムの取得価格(-その他の必要な経費)=利益」
その他の必要な経費とは
研修費(暗号資産セミナーの受講費など)、研修を受けるためにかかった交通費や宿泊費、新聞図書費(暗号資産取引関連の書籍や雑誌など)、通信費(暗号資産取引にかかった分のインターネット接続費用など)
出典:暗号資産の基本と仕組みがよ~くわかる本(著者:堀龍市、出版社:株式会社秀和システム)p144~p145より
例えば、「1ETH=20万円」で購入して「1ETH=23万円」で売却した場合、
「23万円(イーサリアムの売却価格) – 20万円(イーサリアムの取得価格) = 3万円(利益)」
つまり、利益は「3万円」となり3万円が課税対象額になります。
イーサリアムの利益にかかる税金は「雑所得」に分類されます。
雑所得は総合課税の対象になるので、全ての所得を合算した金額に対して、以下の税率が適用されます。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円~1800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1800万円~4000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
暗号資産の課税関係について詳しく知りたい方は国税庁のホームページを参考にして下さい。
まとめ
ビットフライヤー(bitFlyer)でイーサリアムを売却する場合、「販売所」または「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」で売却することができます。
「販売所」は、ユーザーとビットフライヤー(bitFlyer)間で取引を行います。「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」は、ユーザー間で取引を行います。「販売所」は手軽に売却できるというメリットがありますが、「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」より手数料が高いというデメリットがあります。
そのため、手軽さ・スピード重視の方→「販売所」、手数料を安く抑えたい方→「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」といった形で売却方法を使い分けるのがおすすめです。